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留学Q&A

留学に関する不安を解決!
高校留学の準備ガイド

留学に興味はあっても「何からはじめればよいかわからない」「現地ではどのような生活を送るのだろう」といった疑問や不安は誰でも持っているはず。
ここでは、英語圏への長期留学をイメージしながら、準備から出発までの留学に関するQ&Aをまとめました。
ぜひ参考にしてください。

留学の2年~1年半前

STEP01

留学について知ろう!

高校生のうちに体験できる留学では、どのようなことができるのでしょうか?
留学での体験は語学力の向上だけではなく、きっとあなたの特別な経験になります。
留学に少しでも興味をお持ちの方へ、その魅力をご紹介します!

  • 高校留学をするメリットは?

    A

    留学中は現地校の生徒や留学生、ホストファミリーや現地校の先生など多くの方と関わるため、英語力(語学力)はもちろんのこと、異文化理解力、コミュニケーション力の向上が期待されます。親と離れた生活の中で、自分で考え自分で行動することが求められますので、自立心や行動力も育まれます。

    また、留学は楽しいことばかりではなく、様々な困難やトラブルに直面することがあります。問題が起きたとき、困ったことがあったときなど、英語でどう言えばいいのか、どう対応すればよいのか、自分で考えて解決していく経験から、問題解決力が身に付き、海外で生活することへの自信へと少しずつ繋がっていきます。

    さらには、将来の選択肢が大きく広がることも大きなメリットといえます。
    先輩たちの進路をみる
    専門家に聞く、留学のアドバンテージをみる

  • 高校留学ってどんなことをするの?

    A

    ホームステイをしながら現地の高校に通い、週末はホストファミリーと過ごしたり、友人と出かけたりしながら、留学中の約1年間を現地の生徒と同じように生活します。

    授業は、必須科目と選択科目を組み合わせます。
    必須科目は学校や学年により異なりますが、MathやScience、English、PE(Physical Education)等が一般的です。

    English(日本でいう国語)のクラスは、留学生用の英語クラス等に置き換えて取ることがあります。
    選択科目は、学校により、演劇やダンス、音楽、言語、スポーツ、アート、テクノロジー、ビジネスや観光学、フード、デザイン、アウトドアアクティビティ等幅広い科目を提供していますので、興味や関心、将来の目標等に合わせて、選択します。
    英語力やこれまでの学習履歴、空き状況等により、希望の科目が選択できないことや、科目によっては一つ上の学年や、下の学年の科目を取る場合もあります。 

    授業は参加型授業で、グループワーク、ディスカッションが多く、積極的な発言が求められます。また、一人一台自分のノートパソコン(ラップトップ)を持ち、パソコンを使って授業を受けることが一般的です。

  • 高校留学には、どのくらいの英語力が必要ですか? 

    A

    受け入れ機関、現地校によって、必要な英語力は様々です。
    英検3級程度でも受け入れ可能な学校もあれば、英検2級程度の英語力を求める学校もあります。

    現地の授業は、ネイティブスピーカーのスピードで進むため、英語力の基準を設けていない学校であっても、授業についていけるだけの英語力が必要です。現地校の授業についていけるよう、できるだけ英語力を上げてから出発するようにしましょう。

    また、学校によっては、留学生向けの英語クラスや準備コースが用意されている場合もあります。

  • 帰国したら、学年はどうなりますか?

    A

    留学中に現地で履修した内容が、日本の高校での履修とみなされる場合、最大36単位が認定される文部科学省の制度があります。この制度により、留学先の学習成果が、日本の高校の履修単位として学校長が認めた場合には、同級生と同じ学年で復学でき、3年間で高校を卒業することが可能です。

    ただし、ご本人の希望により、大学受験を見据えて、日本の学校を1年間休学する選択をする場合もあります。
    学校により規定が異なる場合がありますので、事前に在籍校とよく相談をしてください。

留学の1年半~1年前

STEP02

留学の準備や情報収集をしよう!

留学を検討する際はしっかりと情報収集をして準備しておく必要があります。
特に、留学で最も気になる「お金のコト」など、しっかり調べて不安をなくしておきましょう!

  • 高校留学にかかる費用はどういうものがありますか?

    A

    現地費用として、入学金、授業料、滞在費、空港送迎費用、現地サポート費用などが必要です。国によって異なりますが、1年間で約300万円~800万円程度かかります。
    また、航空券代(約15~30万円)や海外旅行保険費用(約20~30万円)も別途必要です。

    現地でのお小遣いは、留学先や個人の生活スタイルにより様々ですが、月1~3万円程度が一般的です。留学中は、学校の課外活動や部活の遠征費、ホストファミリーとの旅行費などがかかる場合があります。また制服着用が必要な場合は、制服代(数万円程度)が追加でかかります。

  • 「横浜市世界を目指す若者応援事業」って何ですか?

    A

    高校生の海外留学にかかる費用の一部助成を行う事業です。
    高校生が世界に挑戦し、英語力をはじめとするコミュニケーション能力や、異なる文化・価値観を理解する力を身につけ、将来的には、国際社会に貢献できる一員に成長するきっかけになることを目指しています。
    新横浜市世界を目指す若者応援事業を見る

  • 「横浜市世界を目指す若者応援事業」と併用できる奨学金制度はありますか?

    A

    奨学金には返済の必要がない「給付型」と後日返済が必要な「貸付型」があります。
    併用可能な「給付型」奨学金制度については、以下をご参考ください。
    ただし、それぞれ応募資格や支援内容等が異なりますので、詳しくは必ず募集要項をご確認ください。
    1.トビタテ!留学JAPAN 新・日本代表プログラム(高校生等対象)
    2.高校生向け海外奨学金 はまぎん財団 Voyage

  • 何から準備を始めたらいいですか?

    A

    まずは、インターネットや情報誌、留学カウンセラーへの相談などを活用して、留学形態や各国の教育システム、出発時期、必要な英語力や入学条件の確認など、留学に関する情報収集を始めましょう。

    横浜市では、留学を支援するプログラムを提供しています。希望する留学プランに合ったプログラムを探してみましょう。

  • 出発日、帰国日はいつ頃ですか? 

    A

    一般的に、北米の新学期は、8月~9月初旬頃、オセアニアの新学期は、1月下旬~2月初旬頃が一般的ですので、新学期に合わせて出発します。国や教育委員会、学区、学校により、学期の開始日が多少異なります。 

留学の1年半~半年前

STEP03

留学先を決めよう!

留学する国や都市はそれぞれ特色があるため、目的により決定しましょう。
留学プログラムに参加する場合はすでに渡航先が決まっている場合もありますので、どんな国・都市なのかやどんな学校かしっかり調べておくようにしましょう。

  • 高校留学に人気の国や地域はどこですか?

    A

    高校留学先としては、ニュージーランド、アメリカ、カナダ、オーストラリアが人気です。  

    ニュージーランドが人気の理由は、入学にあたって英語力の高い基準を設けていない学校が多く、受け入れに寛容であることです。また、治安の良さ、教育水準の高さ、先進的な教育の提供、そして留学生へのサポートの充実も挙げられます。

    アメリカでは、留学費用を抑えられる交換留学制度を利用する例が多く見られます。また、多種多様な人種と文化の中で、様々な分野で高いレベルの授業を受けることができる点が魅力です。

    カナダは、ニュージーランドと同様に、入学にあたって英語力の基準が高くなく、治安が良い点が魅力です。また、受け入れ学区ごとに留学生の支援体制が整備されていることや、多様性を尊重する国民性も人気の理由です。カナダの生徒の約90%は公立高校に通っており、留学先も公立高校になることがほとんどです。

    オーストラリアは、豊かな自然と温暖な気候、治安の良さ、高水準の教育環境、留学生の受け入れ体制が整っていることが人気の理由です。日本語教育も盛んなことでも知られており、日本語が外国語の必修科目や選択科目の一つとなっている学校も多くあります。そのため、親日家が多いとも言われています。

  • どうやって、国や都市を選べばいいですか?

    A

    留学先を選ぶ際には、以下のポイントを考慮するといいでしょう。

    ①気候
    1年間生活する上で、気候は大きな影響を与えます。同じ国でも、都市により気候が大きく異なる場合もあります。また、四季がある地域と、年間を通して気候が安定している地域もあります。自分に合った気候や環境であるか、事前に確認することが大切です。留学先の位置(緯度や経度)、年間の気温を調べておきましょう。

    ②都市部か郊外か
    都市部は、人口が多いことから学校の規模が大きく、世界中の留学生と交流がしやすいことや、交通の便利が良いため、様々な場所にアクセスしやすいといったメリットがある一方で、物価が高く生活費が高額になることもあります。また、日本人が多いエリアや学校も多く、英語環境をしっかり作るには自分の努力が必要になるでしょう。
    校外は、大自然の中でアウトドアアクティビティやスポーツを体験できることや、小さなコミュニティでアットホームな環境が整い、地元の人と友だちになれるチャンスも多く、英語環境が作りやすいといったメリットがあります。一方、場所によっては、公共交通機関が発達していない地域もあり、不便を感じることもあるかもしれませんが、家族や友人とゆっくり過ごす時間を確保しやすいという利点もあります。 

    ③フリータイムの過ごし方 
    自然が好き、都会が好き、山が好き、海が好き、スノーボードやスキーをしたい、芸術にたくさん触れたいなど、週末や学期休みに自分が楽しみたいことが実現できる場所を選ぶとよいでしょう。

    ④留学生数や日本人留学生数
    国、都市、学校により、学校全体の生徒数、留学生数とその国籍比率、日本からの留学生数等が大きく異なります。事前に確認し、自分に適した環境がを判断することが大切です。

  • どうやって留学先の学校を選べばいいですか?

    A

    各学校の教育方針、力を入れている科目やスポーツ、提供している科目を確認しましょう。学校の規模(生徒数)、留学生数、日本人留学生数の情報も把握しておきましょう。IB(国際バカロレア)やケンブリッジ、AP(Advanced Placement/上級レベルの科目)を提供している高校もあります。

    自分の条件ややりたいことに合った学校選びが、高校留学を成功させる上で大変重要です。学校によって、入学条件が異なりますので、必要な英語力や学業成績等も確認しましょう。

  • 留学先の高校では、自分の希望する科目を受講できますか?

    A

    基本的に、必須科目と選択科目を組み合わせて授業を履修します。
    選択科目は、幅広い分野から自身の興味や関心、将来の目標に合わせて選択することができます。ただし、英語力が不十分な場合や、これまでの学習履歴によっては、履修できない科目がある可能性もあります。

    どの科目を取るかは、現地校の留学生担当の先生と相談しながら決定します。また、学年を超えて、一つ上または一つ下の学年の履修科目を選択する場合もあります。

  • 留学先の高校でクラブ活動に参加できますか?

    A

    現地校のクラブ活動への参加が可能です。日本の部活動と比べると、活動頻度は少なく、週に1~2回程度である場合が多いでしょう。国によっては、シーズン制を導入しており、季節に応じて、異なるスポーツを楽しむことができます。これにより、一つのスポーツだけでなく、複数のスポーツを通して、様々なスキルを身に付けることが可能です。
    スポーツ以外にも、音楽(オーケストラやジャズバンド)、文化系のクラブ活動も盛んです。 
    クラブ活動によっては、「トライアウト」と呼ばれる入部テストがある場合もあります。

留学の1年半~1年前

STEP04

出願手続きをしよう!

行き先や目的などが決まったら、入学のための手続きを準備しましょう。
必要な書類などは事前にしっかりとチェックしておきましょう。

  • 出願に必要な書類は?

    A

    願書(アプリケーションフォーム)、パスポートのコピー、英語力証明書(例:英検合格証のコピーなど)、過去2年以上の成績証明書(英文)、学校からの推薦書(英文)、予防接種証明書などが必要です。ただし、受け入れ機関によって、必要書類は異なる場合がありますので、事前に確認が必要です。

  • 「横浜市世界を目指す若者応援事業」への申し込みはどうしたらいいですか?

    A

    詳細については、決定次第、ウェブサイトにてお知らせします。
    新横浜市世界を目指す若者応援事業を見る

留学の半年~1か月前

STEP05

渡航手続きをしよう!

留学ビザ(査証)や航空券の手配を進めましょう。
ビザ取得に時間を要したり、航空券は空席が無くなったりする場合もありますので、余裕を持って計画しましょう。

  • 留学にビザは必要ですか?

    A

    1年留学の場合、学生ビザ(査証)の取得が必要です。
    留学先の国によって、査証の申請方法や必要書類は異なりますが、現地校からの入学許可書などの書類が届き次第、査証申請の手続きをしましょう。 

  • 何を準備すればいいですか? 

    A

    航空券の手配、海外旅行保険の加入、外貨の購入、現地で使用するカード(例:国際キャッシュカード、クレジットカード、プリペイドカードなど)、SIMカードの手配などの準備を進めましょう。

    出発前オリエンテーションがある場合、留学の心構え、学校やホームステイ生活の注意事項、荷物の準備などを確認しましょう。

  • ホームステイ先はどんな家庭ですか? 

    A

    ホストファミリーは、家族の一員として受け入れてくれる一般家庭になります。お部屋は個室で、食事は、朝・昼・夕食付です。
    現地校や現地受け入れ機関が家庭訪問を行い、厳正な審査をクリアした家庭です。 
    ホストファミリーの人種、国籍、宗教、家族構成、職業、年齢、生活環境は、家庭によって様々です。

    また、ホストファミリーの役割は、留学生の身の回りのお世話ではありません。自分のことは自分ですることを心掛け、家事は家族の一員として積極的に手伝う姿勢が大切です。

渡航~留学中

STEP06

留学へ出発!

留学先では様々な体験があなたを待ち受けています。
言葉だけではなく、文化や考え方の違いなど、たくさんの刺激を受けることでしょう。
あなただけの留学体験を楽しんでください!

  • みんなはどんな留学体験をしているの?

    A

    「横浜市世界を目指す若者応援事業」のプログラムを利用して留学を体験した方々のインタビューをご覧ください。
    留学を通して成長した点や、困難を乗り越えた話など、具体的なエピソードを知ることができます。
    みんなの留学体験談を見る

  • 留学中に困ったときや問題が起きた時はどうすればよいですか? 

    A

    現地で発生した問題は、現地で解決することを基本に考えましょう。生活や健康のことは、まずはホストファミリーに相談し、学校の授業や友人関係については、学校の先生に相談しましょう。
    英語で説明が難しい場合や、ホストファミリーや学校に相談しても問題が解決できない場合は、日本語で相談できる現地サポート機関のアドバイザーに相談してください。学校やホストファミリーからの要請を受けて、アドバイザーが間に入って対応する場合もあります。

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横浜市国際局政策総務課