よこはま留学応援navi

帰国後の進路

経験者に聞く!
先輩たちの進路調査

先輩たちの進路や就職活動などに留学経験をどう活かせたか、
横浜市の留学支援を利用した方へアンケートをとりました!

PROFILE

E・Mさん(女性)

制度の利用
平成27年度横浜市の支援制度を利用
留学先
フランス
留学期間
2015年8月〜2016年6月

高校留学で得たコミュニケーション能力を、海外の方とのお仕事に活かしています!

現在は食品商社に勤務し、食品の輸入に関わる仕事をしています。
主にアジアやヨーロッパ圏とのやり取りをしており、英語を使って現地の担当者とコミュニケーションを取っています。

残念ながらフランス語を使う環境ではありませんが、フランスで学んだ経験は現在の仕事に大いに役立っています。
言葉や文化が異なる人々とどのように良好なコミュニケーションを図り、関係を築いていくか、また、困難に直面した時にどうやって乗り越えるかなど、根本的の考え方は間違いなく高校留学を通じて培われたものだと感じています。

多感な高校時代に異なる価値観や文化に触れ、様々なことを吸収できた留学経験が、今の私の基盤を作っていると思います。
今後は、海外の美味しい食べ物を発掘し、それを日本に輸入することで、食を通じて海外の文化を日本に広めていきたいと考えています。

留学経験を通じて、これまで触れたことのない文化を知る!

留学以前から、様々な国の方をホームステイとして受け入れたこともあり、私も彼らのように外国でホームステイをし、その国の文化をたくさん学びたいという強い思いを抱いていました。
また、当時は第2外国語の学習が注目されており、私は高校でフランス語を学んでいました。英語だけでなく、フランス語も扱えるようになれば、将来の選択の幅が広げられると思い、留学を考えました。特に、親が留学支援団体に勤務していたこともあり、高校生のうちに留学することを意識していました。

これまで触れたことのない文化を知りたい、そして、第2外国語として選択したフランス語を磨きたいという気持ちから、あえて多くの人が選ばない非英語圏であるフランスを留学先として選択しました。

1番の成長は、「何事にも自分の意見を持つ」ようになったこと 。

留学以前の私は、周りの友達に合わせることが多く、自分の意見は持っていませんでした。
しかし、留学先では、あらゆる場面で自分の考えを求められることが多く、学校やホームステイ先で、テレビの内容や何かの話題になるたびに「あなたはどう思う?」と聞かれることが多くありました。
そのおかげで、自然と自分の意見を考える習慣が身についたと思います。

最も印象に残っている出来事は、ホストファミリーの引っ越しの時のことです。
当時フランスのリヨンに住んでいましたが、ホストファミリーの都合で南に1時間ほど南下したバランスという街に引っ越すことになりました。
その際、学校を変えてホストファミリーと住み続けるか、学校はそのままでホストファミリーを変更するかという選択肢を与えられました。学校では友達ができたばかりだったのでとても悩みましたが、ホストファミリーが「もし良ければ、あなたと一緒に住みたい」と言ってくれたこともあり、学校を変える決断をしました。
新しい学校でもたくさんの友達ができ、ホストファミリーとは今でも連絡を取り合う仲になり、あの時の自分の選択はとても良かったと思っています。

この経験を通じて、あらゆることに「私がどうしたいか」を考え、意見を持てるようになりました。

留学を考えている方への
メッセージ

長い留学生活では楽しいことがもちろんたくさんありますが、自分が思ってもみなかった辛いことに直面することもあります。 その時に、何もしないで時間だけ過ごして終わるのか、それとも状況を打破しようと努力するのかで、その後の人生も大きな影響を与えると思います。

私の高校留学の目標は「なんでも挑戦してみること」でした。
自分を全く知らない人たちと、言葉も通じない環境。できることをがむしゃらにやった経験は、社会に出た今でも壁にぶつかった時に「あの時頑張れたから大丈夫だ」と思える大きな力になっています。

また、高校生は大人になる手前の年齢で、周りの大人が助けてくれる最後の時期でもあると思います。辛いことや大変なことがたくさんあるかもしれませんが、周りの友人や大人たちにたくさん頼りながら、困難を乗り越えていってほしいです。

留学はその経験を通じて自分を大きく成長させてくれる貴重な時間です。ぜひ勇気を持って挑戦してください!

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横浜市国際局政策総務課